これまでのように風邪薬が効かない。咳が一晩中止まらない、親の疲れも限界!
こんな事態に陥りました。
今度の合併症は、これまでに繰り返した中耳炎や発熱とは比べものにならないぐらいやっかいでした。
乳幼児のほぼ100%が感染すると言われているRSウイルス。
感染すると、健常児でも重症化することが多い。
ましてや軟骨無形成症の我が子は、気管支炎、そして肺炎へと知らぬ間に発展してしまいました。
入院生活。家内と交代で、私は夜分に病室を訪れましたが、痩せ細った息子を置いて帰るのがどうも気がかかりで帰り際は躊躇したのを覚えています。
どことなく、不安でしかたがなかったです。
絶対に気は抜けないのです。高い死亡率の所以はこうした乳幼児期の脆弱な折の合併症にあるのだから。