日本ドワーフサッカー協会(JDWFA)(理事長:水野洋子)が2025年4月、日本体育大学 東京・世田谷キャンパスでの定期練習を始動しました。
2023年11月に開催されたドワーフサッカーワールドカップに参加した日本体育大学の山手勇一さん、古屋元気さんをはじめ7人のドワーフやそのご家族・友人が参加しました。ウォームアップを終え、3号球を用いたドリブル、パスやシュートといった基礎練習を行い後半に入ると、元サッカー日本代表であり日本障がい者サッカー連盟の北澤豪会長がかけつけてくださり、ゲームを盛り上げてくださいました。北澤会長の軽快な動きとご指導のもと、ぐんぐん上達するとともに、プレーを楽しむことができました。
日本ドワーフサッカー協会設立の背景について
2023年6月にGTAへ世界15のパラフットボール競技種目の一つであるドワーフサッカーのグローバル統括組織”Federación Internacional Futbol Talla Baja (FIFTB)”より、世界初のドワーフサッカーワールドカップへの参加の誘いがありました。NPO法人J.VICの協力を得て、2人の軟骨無形成症を持つ陸上競技選手と1人の軟骨無形形成症のインフルエンサーと開催地であるアルゼンチン・ブエノスアイレスへ渡航しました。
そこで得られた10年以上に及ぶドワーフサッカーの履歴を有する諸外国の威信を背負ったアスリートとの出会い、普及啓発をしたいとのFIFTB役員メンバーとの出会いなどから、軟骨無形形成症をはじめとした骨系統疾患由来の低身長の方々に、大きな希望と生きがいや成功体験を見出す可能性をドワーフサッカーに期待し、足掛け1年半で任意団体日本ドワーフサッカー協会のスタートアップと定期練習会の始動を行うことができました。
今後の展開
日本ドワーフサッカー協会は、引き続き、毎週土曜日13:00-14:00に定期練習を行い、代表選手の育成と次世代のドワーフ当事者にサッカーの楽しさを伝えるとともに、ドワーフと健常者を繋げてまいります。当面の活動場所のホストを日本体育大学が担い、事務局をGTAやその関係者で引き受け、代表選手の発掘と次世代の育成を推進してまいります。







JDWFAは、日本障がい者サッカー連盟(JIFF)への第8番目の団体としての加盟を目指し、現在東京都認可のNPO法人を申請中です。