日本ドワーフサッカー協会、日本障がい者サッカー連盟に準加盟

日本における低身長症に特化した初のチーム競技を推進する団体が任意団体から東京都認可のNPO法人として新たなスタートを切りました。

これを受けて、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟は、設立10年目の2025年において、NPO法人日本ドワーフサッカー協会を準加盟として迎えました。設立以降7団体から８団体へとスケールアップしたものです。日本ドワーフサッカー協会としては10月の世界小人症啓発月間において実現することが叶いました。

はじまりは2023年のアルゼンチンでの第1回ワールドカップへの招待状
GTAに、2023年6月、Federación Internacional Futbol Talla Baja：FIFTB（国際ドワーフサッカー連盟）から、2023年11月にアルゼンチンで行われるドワーフサッカーワールドカップの招待状が届きました。このワールドカップに、水野洋子とGTAを通じて3名の軟骨無形成症の選手が、アルゼンチン、スペイン、フランスの選手・指導者と混成チームを組み、公式戦に出場し、未知なる世界に第一歩をふみだすとともに、世界との壁を痛感することになりました。

日体大との関係を強化し、NPO法人日本ドワーフサッカー協会を設立
ワールドカップに出場した後、足掛け1年を経て、GTAと水野洋子が代表を務める特定非営利活動法人J.VICや一般社団法人日体クラブ関係者とともに2024年12月に任意団体ドワーフサッカー協会を設立、その後、東京都世田谷区を拠点に同協会主催のもと定期練習会を開催してきました。

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟の北澤豪会長は、リリース文において”誰一人取り残さない共生社会の実現に向けて着実に取り組みを進めてまいります”とコメントされています。

10月3日（金）に掲載された東京新聞の記事では、誰ひとり取り残さずに「サッカーファミリー」（サッカーを愛する仲間）を増やす目的で活動していること、ひいては「サッカーファミリーが連携し積み重ねてきた活動の成果が、新たな広がりへとつながった」と北澤会長のコメントに言及しました。